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GL心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)
治療のポイント
・以前は予後のよい疾患とされたが,合併症例や予後不良例が報告されるようになった.急性冠症候群(ACS:acute coronary syndrome)患者と同等の予後と考えられている.
・合併症への早期の対応が予後を左右する.
・再発率は5%/年程度と考えられている.
◆病態と診断
A病態
・胸痛や呼吸困難,心電図変化,左室壁運動異常など,ACSときわめて類似した発症形態でありながら,冠動脈の支配領域で説明のできない左室壁運動異常をきたす.
・精神的・身体的ストレスが誘因となりうることから,カテコールアミンとの関連が推測されている.
・典型例では,心尖部の無収縮と心基部の過収縮を呈する.非典型例もあり,右室の壁運動異常を合併する例が1/4ほど存在する.
B診断
・血液検査では,CPKや心筋トロポニンなどの心筋バイオマーカの上昇は認
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