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心疾患患者の妊娠・出産の適応・管理
indication and management of pregnancy and delivery in women with cardiovascular disease
桂木真司
(宮崎大学主任教授・産婦人科)

GL心疾患患者の妊娠・出産の適応,管理に関するガイドライン(2018年改訂版)

ニュートピックス

・2010~2022年までの妊産婦死亡558例のなかで,心疾患による妊産婦死亡は48例.内訳は,大動脈解離20例(42%),周産期心筋症8例(17%),肺高血圧症7例(14%),致死性不整脈4例(8%),急性心筋梗塞4例(8%),心筋炎3例(6%),感染性心内膜炎2例(4%).

A適応

1.大動脈解離

 妊娠中は循環血液量の増加,血圧上昇,エストロゲンによる中膜の脆弱性が高まるなど,大動脈解離のリスクが増加する.実際には激しい胸背部痛から疑い,四肢血圧,心不全徴候から疑いをもち,採血,心電図,X線,心エコーを行う.心嚢腋貯留やフラップの有無を見極め,CT,経食道心エコーを行い,急性解離A or B型を確定診断する.

2.周産期心筋症

 妊娠高血圧症候群,急激な体重増加,リトドリン使用,高齢妊娠などがリスク因

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