今日の診療
治療

胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍
gastric ulcer,duodenal ulcer and stomal ulcer
布袋屋修
(虎の門病院・消化器内科(胃腸)部長(東京))

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GL1消化性潰瘍診療ガイドライン2020 改訂第3版

GL2H. pylori感染の診断と治療のガイドライン2016改訂版

ニュートピックス

H. pylori感染による消化性潰瘍は近年の除菌の普及と感染率の低下によって減少しているが,低用量アスピリン(LDA:low dose aspirin)を含めたNSAIDsによる薬剤性が増加している.

・脳・心血管の基礎疾患を有する抗血栓薬(LDA,DOAC)内服者の消化性潰瘍による上部消化管出血は,予後不良因子の1つである.

・非H. pylori・非NSAIDs潰瘍の大部分は原因が明らかでない特発性潰瘍(IPU:idiopathic peptic ulcer)であり,徐々に増加傾向である.

治療のポイント

・問診,理学所見,画像検査によって,重大な合併症である出血や穿孔に対する治療の緊急性を判断する.

・出血のほとんどは内視鏡的に止血可能であり

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