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治療

機能性ディスペプシア
functional dyspepsia(FD)
片岡洋望
(名古屋市立大学教授・消化器・代謝内科学)

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GL機能性消化管疾患診療ガイドライン2021-機能性ディスペプシア(FD) 改訂第2版

ニュートピックス

・世界26か国54,127人を対象とするRome Ⅳ基準の妥当性解析により,Rome Ⅳ基準は性別や年齢を超えて世界的に有効で普遍的な診断基準であることが報告された.

治療のポイント

・上腹部症状をきたす胃,胆道,膵臓などの器質的疾患を内視鏡検査や腹部CT,腹部超音波検査などで除外する.

・薬物療法は重要であるが,食生活を含む生活習慣の改善,ストレス管理など多角的なアプローチも重要である.

・「機能性消化管疾患診療ガイドライン2021-機能性ディスペプシア(FD) 改訂第2版」(以下ガイドライン)では,薬物療法の第1選択は酸分泌抑制薬,アコチアミド,六君子湯,第2選択は抗うつ薬,抗不安薬,アコチアミド以外の消化管運動機能改善薬,六君子湯以外の漢方薬となった.

◆病態と診断

A病態

・「症状

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