頻度 ときどきみる
治療のポイント
・治療効果の指標として,経時的な栄養アセスメントが必要である.身体計測,生化学的検査,免疫学的パラメーター,筋力測定が中心となる.
・代表的な身体計測は,筋肉蛋白量を反映する上腕の周囲をはかる上腕筋囲,脂肪量を反映する上腕三頭筋の伸展側で計測する脂肪厚である.
・代表的な生化学検査は血清総蛋白,Alb,プレアルブミン,トランスフェリン,レチノール結合蛋白である.
・小腸移植適応例では外科と連携をとる.
◆病態と診断
・栄養素の消化・吸収・輸送の3段階に基づいて病態分類される.
・欠乏因子としては,糖質・蛋白質・脂質の3大栄養素のほか,ビタミン・電解質・亜鉛やセレンなどの微量栄養素も重要である.
・3大栄養素のなかでは脂肪が最も吸収障害を受けやすい.
・腸内細菌叢は,①胆汁酸の代謝を介して脂肪の吸収に関与,②難消化性糖類の分解を介して短鎖脂肪酸合成に関与,③芳香族アミノ酸から
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