今日の診療
治療

痔核,裂肛,肛門周囲膿瘍,痔瘻,粘膜脱症候群
hemorrhoids,anal fissure,periproctal abscess,anal fistula and mucosal prolapse syndrome
辰巳健志
(横浜市立市民病院・炎症性腸疾患科 診療担当部長)

GL肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)・直腸脱診療ガイドライン2020年版 改訂第2版

治療のポイント

・良性疾患であるがQOLを著しく低下させることもあるため,適切な時期に専門医にコンサルトする.

・診断の際に,悪性疾患の存在を否定することは重要である.

・排便習慣や食生活などが原因となる疾患が多いため,まずは保存的治療を行うことが多いが,嵌頓痔核や肛門周囲膿瘍は緊急の処置を要する.

Ⅰ.痔核

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◆病態と診断

A病態

・肛門管内の粘膜下と肛門上皮下の支持組織(肛門クッション)が減弱し,次第に肥大化して出血や脱出などの症状を呈する状態になったものである.

・慢性便秘,慢性下痢,腹圧がかかる職業,長時間の坐業,食物繊維の摂取が少ないなどの生活習慣が,痔核の発症リスクと考えられている.

・歯状線よりも口側の痔核を内痔核,肛門側を外痔核として区別する.

・初期の内痔核の症状は,痛みがなく排便時の鮮血色の出血のみ

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