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GL制吐薬適正使用ガイドライン 2023年10月改訂 第3版
治療のポイント
・原因疾患の治療が原則である.
・想定される病態に応じた制吐薬を選択する.
・早急な対応を要する重篤な疾患を見逃してはならない.
◆病態と診断
A病態
・延髄にある嘔吐中枢が刺激を受けることにより生ずる.
・嘔吐中枢への刺激の入力経路として,大脳皮質,化学受容体誘発帯(CTZ:chemoreceptor trigger zone)(代謝・内分泌異常,薬物,毒素),前庭器,末梢臓器がある.CTZには血液脳関門がない.
・前庭器や消化器からの刺激は,直接またはCTZを介して嘔吐中枢に伝えられる.
・神経伝達物質としてドパミン,ヒスタミンなどが知られており,これら受容体拮抗薬が制吐薬として用いられる.
B診断
・頭蓋内疾患,消化器疾患,内耳疾患,心・肺疾患,泌尿器・生殖器疾患,代謝・内分泌疾患〔低血糖,ケトアシドーシス,電解質異
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