今日の診療
治療

ラジオ波焼灼療法
radiofrequency ablation(RFA)
森本直樹
(自治医科大学教授・消化器内科学)

頻度 よくみる(肝細胞癌)

GL1肝癌診療ガイドライン 2021年版

GL2肝硬変診療ガイドライン2020 改訂第3版

ニュートピックス

・ラジオ波焼灼療法に代表される穿刺局所療法の適応である早期の肝癌を診断するためには,高リスクの慢性肝疾患症例の定期スクリーニングが重要である.近年ウイルス性肝疾患は減少傾向だが,アルコールや脂肪性肝炎を背景とした肝癌が増加している.肝疾患の早期診断のために,ALT値が30U/Lを超えた症例に対してのリスク評価を推奨する「奈良宣言2023」が発表された.

治療のポイント

・穿刺局所療法は,肝機能良好(Child-Pugh分類A,B)な症例で,遠隔転移や脈管浸潤のない腫瘍径3cm以下・腫瘍数3個以下の肝細胞癌に対して,肝切除術と同等に第1選択治療として推奨されている(GL1強い推奨,エビデンスの強さA).

・肝予備能,標的病変のサイズ,数のほか,病変の部位や併存疾患などを

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