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GL1胆石症診療ガイドライン2021 改訂第3版
GL2急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018(第3版)
治療のポイント
・有症状の胆嚢結石症に対する治療では,安全性と有効性の面から腹腔鏡下胆嚢摘出術が第1選択である.
・無症候性の胆嚢結石に対する外科治療の必要はないが,胆嚢癌の発生に気をつける必要があり,腹部超音波検査でフォローしていくべきである.
・総胆管結石症に対する治療では内視鏡的総胆管結石除去術が一般的となっているが,乳頭機能温存の面から外科的総胆管結石除去術の意義を再評価する必要がある.
・肝内結石症に対する治療は,まずは低侵襲な非手術的治療を選択し,治療困難例に対しては外科的治療を考慮する.肝内胆管癌合併例は手術の適応であり,肝萎縮例では胆管癌発症が高率であることから肝切除を考慮すべきである.
◆病態と診断
A病態
・わが国における胆石保有率は,1993年当時は人口の約10%