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GL慢性膵炎診療ガイドライン2021 改訂第3版
治療のポイント
・成因に基づいて,長期的な予後を念頭におき治療方針を決定する.
・断酒および禁煙指導は重要な治療の1つである.
・内科的治療が困難な症例では外科的治療も有効であり,タイミングを逃さず外科医にコンサルトする.
・栄養療法においては病期を考慮することが重要である.
◆病態と診断
A病態
・慢性膵炎とは,膵臓に病的な線維化と炎症をきたす症候群である.
・アルコール性と非アルコール性(特発性,遺伝性,家族性など)に分類される.
・成因は,男性ではアルコール性が,女性では特発性が最も多い.
・膵内外分泌機能の障害の程度により,潜在期,代償期,移行期,非代償期に分類される.
・腹痛や背部痛,食欲不振,腹部膨満感,下痢,体重減少などの症状を呈する.
・膵石や膵管狭窄,仮性膵嚢胞,胆管狭窄などを合併する.
・膵外分泌機能不全により三大栄養素の消化吸収
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