今日の診療
治療

HBV,HCVキャリアの指導,管理および院内感染対策事業,再活性化の対策
management for hepatitis B virus(HBV),hepatitis C virus(HCV)and strategy for hospital infection and reactivation of HBV
堤 武也
(東京大学大学院教授・感染制御学)

GL1B型肝炎治療ガイドライン(第4版)(2022)

GL2C型肝炎治療ガイドライン(第8.2版)(2023)

GL3医療関係者のためのワクチンガイドライン 第3版(2020)

GL4C型肝炎母子感染小児の診療ガイドライン(2020)

治療のポイント

・HBVキャリアの治療基準は,組織学的進展度,ALT値,HBV-DNA量である.

・免疫抑制・化学療法によるHBV再活性化には注意が必要で,HBs抗原陽性の場合は核酸アナログ製剤の予防投与を,HBs抗原陰性の既往感染者においてはHBV-DNA定量値に応じて予防投与もしくは定期モニタリングを行う必要がある.

・非代償性肝硬変を含むすべてのC型肝炎症例が抗ウイルス治療の対象となり,特にALT上昇例あるいは血小板低下例はよい適応である.

・ウイルス排除(SVR:sustained virological response)を達成することでHCV関連肝発癌リスクは低

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