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治療のポイント
・急性腎炎症候群をきたす疾患はさまざまあり,まず原疾患を鑑別する(図).
・原疾患の代表は感染症を契機に発症する糸球体腎炎,広義の感染関連糸球体腎炎(IRGN:infection-related glomerulonephritis)であり,本項ではIRGN(広義)に絞って記載する.
・IRGNでは感染が終息している(感染後)か,継続中である〔IRGN(狭義)〕かの区別を行い,感染が継続中の場合,感染の制御を最優先する.
・感染制御後の腎症に対する治療は対症的に行う.
◆病態と診断
A病態
・急性腎炎症候群とは,急性に発症する血尿・蛋白尿,高血圧,糸球体ろ過量の低下,Naおよび水の貯留をきたす症候群である.
・急性腎炎症候群をきたす疾患は種々あるが,代表は感染症を契機に発症する糸球体腎炎,いわゆるIRGN(広義)である(図).
・IRGN(広義)には感染が終息後の感染後腎炎
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