頻度 ときどきみる
GL1エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2020
GL2エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023
ニュートピックス
・糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬が,CKDに対して新たに適応承認された.DAPA-CKD試験に登録されたIgA腎症患者のサブ解析において主要複合エンドポイント(eGFR 50%以下の低下,末期腎不全,心血管イベント死亡,腎死),複合腎エンドポイント(eGFR 50%以下の低下,末期腎不全,腎死)で有意な効果を認めた.またEMPA-KIDNEY試験でも同様な結果が得られ,今後レニン・アンジオテンシン(RA)系阻害薬と同様にIgA腎症の基本治療となる可能性がある.
治療のポイント
・尿蛋白の程度,組織的重症度などに応じて治療法は検討される.
・IgA腎症の,血尿単独例では経過観察,軽症例にはRA系阻害薬の投与が第1選択として検討される.中等度~重症例にはス
関連リンク
- 治療薬マニュアル2025/イミダプリル塩酸塩《タナトリル》
- 治療薬マニュアル2025/ロサルタンカリウム《ニューロタン》
- 治療薬マニュアル2025/バルサルタン《ディオバン》
- 治療薬マニュアル2025/オルメサルタン メドキソミル《オルメテック》
- 治療薬マニュアル2025/アジルサルタン《アジルバ》
- 治療薬マニュアル2025/プレドニゾロン《プレドニン プレドニゾロン プレドニゾロン プレドニゾロン》
- 治療薬マニュアル2025/メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム《ソル・メドロール》
- 今日の治療指針2025年版/急速進行性腎炎症候群(ANCA関連腎炎を含む)
- 今日の治療指針2025年版/膠原病・血管炎における腎病変(全身性エリテマトーデスなど)
- 今日の治療指針2025年版/小児のIgA腎症
- 今日の診断指針 第9版/急速進行性腎炎
- 今日の診断指針 第9版/IgA腎症・紫斑病性腎炎(IgA血管炎)
- 今日の診断指針 第9版/膠原病に伴う腎病変