診療支援
治療

高尿酸血症に伴う腎障害
hyperuricemia-associated kidney injury
寺脇博之
(帝京大学客員教授・第三内科(腎臓内科))

頻度 よくみる

GL1高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版 2022年追補版

GL2エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023

GL3腎障害進展予防と腎代替療法へのスムーズな移行 CKDステージG3b~5診療ガイドライン2017(2015追補版)

ニュートピックス

・2023年に上梓された「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023」において,高尿酸血症を有するCKD患者に対する尿酸降下療法に関する必要性は2C(行うことを考慮してもよい)に位置づけられた.

治療のポイント

・腎機能低下を伴う高尿酸血症では,血清尿酸値が8.0mg/dL以上で治療介入を開始する.

・血清尿酸値のコントロール目標は6.0mg/dL以下である.

◆病態と診断

A病態

・血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると,腎錐体間質において尿酸ナトリウム一水和物(monosodium urate monohydrate)結晶の析出

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