GL1腹膜透析ガイドライン2019
GL2ISPD peritonitis guideline recommendations:2022 update on prevention and treatment
治療のポイント
・PD腹膜炎では抗菌薬投与の前に必ずPD排液の培養を行う.
・PD腹膜炎の経験的抗菌薬治療はグラム陽性菌とグラム陰性菌双方をカバーして開始する.
・真菌性腹膜炎,トンネル感染からの傍カテーテル感染腹膜炎,難治性・再燃性腹膜炎はPDカテーテル抜去の適応である.
・被嚢性腹膜硬化症(EPS:encapsulating peritoneal sclerosis)は,PD液の中性化に伴い発症率が激減している.
Ⅰ.カテーテル関連感染症
◆病態と診断
APD腹膜炎
1.病態
・PD腹膜炎は,病原微生物が腹腔に侵入することにより惹起される.
・感染経路により外因性と内因性に大別され,外因性には経カテーテル
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