今日の診療
治療

再生不良性貧血
aplastic anemia
山﨑宏人
(金沢大学附属病院特任教授・医療安全管理部)

頻度 あまりみない

GL1再生不良性貧血診療の参照ガイド 令和4年度改訂版

GL2造血細胞移植ガイドライン 再生不良性貧血(成人)(第2版)(2019)

ニュートピックス

・2023年,抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン(ATG:anti-thymocyte globulin)が承認された.

・2023年,ロミプロスチム(ROMI)が初発未治療例に投与可能となった.

・2023年,エルトロンボパグ(EPAG)の投与開始日の制限がなくなり,20歳未満の患者にも適応が拡大された.

治療のポイント

・stage 1~2aの輸血不要例にもシクロスポリン(CsA)を用いた積極的治療を行う.

・stage 2b~5の輸血を必要とする新規未治療例に対する免疫抑制療法では,治療開始時よりトロンボポエチン受容体作動薬(TPO-RA:thrombopoietin receptor agonist)を併用する.

◆病態と診断

A病態

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください