今日の診療
治療

免疫性血小板減少症
immune thrombocytopenia
柏木浩和
(大阪大学招へい教授・血液・腫瘍内科)

頻度 あまりみない(年間新規発症率は10万人あたり2~3人程度と考えられている)

GL1成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド 2019改訂版

GL2成人免疫性血小板減少症診断参照ガイド2023年版

GL3妊娠合併特発性血小板減少性紫斑病診療の参照ガイド(2014)

ニュートピックス

・「成人免疫性血小板減少症診断参照ガイド2023年版」において,幼若血小板比率と血漿トロンボポエチン(TPO:thrombopoietin)濃度測定を組み入れた新診断基準が提唱された.

・ステロイド無効例に対して,脾臓チロシンキナーゼ(Syk)阻害薬であるホスタマチニブナトリウムが使用可能となった.

治療のポイント

・治療目標は,重篤な出血を予防しうる血小板数(通常,3万/μL以上)を維持することである.

・ピロリ菌陽性例ではまず除菌療法を行う.ピロリ菌陰性あるいは除菌無効例では,血小板数2~3万/μL以下,もしくは強い

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