診療支援
治療

メタボリックシンドローム
metabolic syndrome(MetS)
西澤 均
(大阪大学大学院准教授・代謝血管学)

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GL1動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版

GL2肥満症診療ガイドライン2022

GL3動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2023年版

GL4糖尿病診療ガイドライン2024

GL5高血圧治療ガイドライン2019

ニュートピックス

・2023年11月,GLP-1受容体作動薬セマグルチドが肥満症治療薬として保険収載された.

治療のポイント

・BMI 25未満であっても内臓脂肪蓄積例が相当数いることを念頭に,初診時に身長,体重(BMI)とともにウエスト周囲長の測定を行う.

・第1に,食事・運動療法による内臓脂肪減少により,複数の動脈硬化性疾患リスク因子の包括的な改善を目指す.

・減量目標として,BMI 35未満であれば3~6か月で3%以上,BMI 35以上(高度肥満)であれば5~10%を設定する.

・上記で不十分の場合,各代謝疾患の薬物治療を検討する.

・健診でみつかったメタボリックシン

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