頻度 あまりみない
治療のポイント
・根本治療はなく,発症予防(誘因の回避・除去)と対症療法が基本.
◆病態と診断
A病態
・ヘム合成系における3番目の酵素であるポルフォビリノゲンデアミナーゼ(PBGD:porphobilinogen deaminase)の遺伝子異常に起因する.
・思春期以降に発症.ほかの病型とは異なり,皮膚症状(光線過敏症)はみられない.
・発症は急性で,種々の程度の腹痛発作,嘔吐,便秘,四肢脱力,高血圧,頻脈,けいれん,精神異常など多彩な神経内臓症状を呈し,しばしばイレウス,虫垂炎,ヒステリーなどと誤診される.
・発作の誘因として,種々の薬物,性ホルモンのアンバランス(月経前や妊娠,出産),飲酒,喫煙,感染症,過度なダイエットによるカロリー摂取不足などがある.
・禁忌薬剤としてバルビツール酸系薬剤,抗けいれん薬,サルファ剤,経口避妊薬などが知られている.個々の薬物の安全性については関連
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