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治療のポイント
・治療は責任病変の外科的切除が基本であり,治癒可能な疾患である.
・外科的治療無効例や適応外,あるいは手術希望のない場合には,本症に伴う合併症の予防やコントロールを目的として薬物治療を行う.
・ほとんどが無症状であり,健診,骨粗鬆症,尿路結石などをきっかけに診断されることが多い.
◆病態と診断
A病態
・腫大した副甲状腺からの副甲状腺ホルモン(PTH:parathyroid hormone)の自律的分泌が,骨吸収亢進によるCaの血中への動員と尿中Ca排泄の増加をもたらし,高Ca血症,骨密度低下,尿路結石などを惹起する.
・ほとんどは副甲状腺の腺腫による良性疾患であるが,過形成や癌(1%程度)の場合もある.
・複数腺腫大や過形成の場合は,多発性内分泌腫瘍症(MEN:multiple endocrine neoplasia)を疑う必要がある.
B診断
・高Ca血症にもかかわらずP
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