診療支援
治療

乳癌
breast cancer
石川 孝
(東京医科大学主任教授・乳腺科学分野)

頻度 ときどきみる~よくみる(女性)

頻度 あまりみない(男性)

GL1乳癌診療ガイドライン① 治療編 2022年版 第5版

GL2乳癌診療ガイドライン② 疫学・診断編 2022年版 第5版

ニュートピックス

・乳癌は以前からサブタイプ別に治療が行われてきたが,免疫チェックポイント阻害薬,分子標的薬および抗体薬物複合体など効果的な新規の薬剤が急速に開発され,さらに遺伝子検査やゲノム検査も治療に直結してきたため,ますます複雑化している.

治療のポイント

・エストロゲン受容体およびHER2の発現によって4つのサブタイプに分類され,それぞれ治療方針が異なる.

・手術は縮小傾向で,部分切除とセンチネルリンパ節生検の症例が増加している.

・化学療法が必要な症例に対しては,術前化学療法から治療を開始することが望ましい.

・分子標的薬を中心とするサブタイプ別の薬物療法の進歩が目覚ましく,治療法の変化が激しい.

・整容性を重視

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください