頻度 ときどきみる~よくみる(女性)
頻度 あまりみない(男性)
GL1乳癌診療ガイドライン① 治療編 2022年版 第5版
GL2乳癌診療ガイドライン② 疫学・診断編 2022年版 第5版
ニュートピックス
・乳癌は以前からサブタイプ別に治療が行われてきたが,免疫チェックポイント阻害薬,分子標的薬および抗体薬物複合体など効果的な新規の薬剤が急速に開発され,さらに遺伝子検査やゲノム検査も治療に直結してきたため,ますます複雑化している.
治療のポイント
・エストロゲン受容体およびHER2の発現によって4つのサブタイプに分類され,それぞれ治療方針が異なる.
・手術は縮小傾向で,部分切除とセンチネルリンパ節生検の症例が増加している.
・化学療法が必要な症例に対しては,術前化学療法から治療を開始することが望ましい.
・分子標的薬を中心とするサブタイプ別の薬物療法の進歩が目覚ましく,治療法の変化が激しい.
・整容性を重視