今日の診療
治療

“One airway,one disease(鼻炎合併喘息)”の包括的治療
comprehensive management of one airway,one disease(asthma comorbid with allergic rhinitis)
新実彰男
(名古屋市立大学大学院教授・呼吸器・免疫アレルギー内科学)

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GL喘息予防・管理ガイドライン2024

治療のポイント

・アレルギー性鼻炎(AR)合併喘息において,ARへの点鼻ステロイド(NCS)により喘息コントロールが改善する.

・AR合併喘息のコントロールが不十分な場合,吸入ステロイド(ICS)の倍増よりもロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)上乗せの有効性が高い(AR非合併例も含めた解析では両者の効果は同等).

・抗IgE抗体製剤オマリズマブは,AR(花粉症)合併喘息で非合併例に比して奏効率が高い.

◆病態と診断

A病態

・上気道(鼻副鼻腔)と下気道(気管・気管支~肺)は,解剖学的,組織学的,生理学的に共通点が多く,各々に生じる疾患(鼻炎・副鼻腔炎,喘息)も互いが密接に関連し,影響し合う.また両者の合併率も高い.これらの事実に基づく概念が,One Airway,One Diseaseである.

・特にアトピー型喘息ARは,アトピー/アレルギーという

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