頻度 ときどきみる
GL1アナフィラキシーガイドライン2022
GL2アレルギー総合ガイドライン2022
治療のポイント
・急性期治療が終了したら,アドレナリン自己注射薬(エピペン)の処方・指導を行う.
・原因アレルゲンの特定・回避が特に重要.
・避けられないアレルゲンについては,免疫療法などによる克服を検討する.
◆病態と診断
A病態
・アナフィラキシーは重篤な全身性の過敏反応である.多くはアレルゲン曝露により生じる.
・アナフィラキシーの発症機序はIgE依存性が代表的であるが,酵素反応の修飾(NSAIDs),マスト細胞の直接刺激(造影剤),マスト細胞の受容体MRGPRX2への結合(キノロン系薬)やオピオイド受容体への結合(麻薬)といった機序もある.
・誘発因子・増悪因子も関与する.食物依存性運動誘発アナフィラキシーでは,運動や入浴,NSAIDsなどが加わって発症する.β遮断薬やACE阻害薬を内服中だとアナフ