頻度 ときどきみる
GL1ラテックスアレルギー安全対策ガイドライン2018―化学物質による遅延型アレルギーを含む
GL2アナフィラキシーガイドライン2022
治療のポイント
・現時点では根本的な治療はないため,天然ゴムラテックスへの曝露の回避が重要である.本症の既往が疑われる場合はアドレナリンの自己注射の指導を検討する.
・ラテックス-フルーツ症候群についても説明し,即時型アレルギー反応を誘発する食物(特にアボカド,バナナ,クリ,キウイ)の摂取を回避するよう指導する.
◆病態と診断
A病態
・天然ゴムラテックス製品(医療用手袋や尿道カテーテル,市販されている手袋,ゴム風船など)への接触により,汗などで天然ゴムラテックスの水溶性蛋白質が溶出し,繰り返し皮膚に浸透することでラテックスアレルゲンの感作が成立し,ラテックス特異的IgE抗体が産生される.再び天然ゴムラテックスの蛋白質抗原に曝露されることで生じる即時