今日の診療
治療

物理アレルギー
physical allergy
中村 豊
(東北医科薬科大学教授・医学教育推進センター)

頻度 ときどきみる

GL1蕁麻疹診療ガイドライン2018

GL2アレルギー総合ガイドライン2022

GL3喘息予防・管理ガイドライン2024

治療のポイント

・症状の誘発因子を回避することが最も重要である.

・物理性じん麻疹は原因の除去が困難な場合が多く,定期的な抗アレルギー薬の内服を行う必要がある.

◆病態と診断

A病態

・物理アレルギーとは,持続的な負荷機械的刺激によりアレルギー症状が出現することである.

・食物依存性運動誘発アナフィラキシー,運動誘発性喘息,物理性じん麻疹などがある.

1.食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA:food-dependent exercise-induced anaphylaxis)

・IgE依存性の即時型アレルギー反応で,運動により腸管透過性が亢進しアレルゲンの吸収が促進されることにより発症する.

・原因食物は小麦製品が最も多く,次に甲殻類の頻度が高い.

・特定食物摂

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