関節リウマチ（内科）

rheumatoid arthritis（RA）

藤尾圭志

（東京大学大学院教授・アレルギー・リウマチ学）

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GL1関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂

GL2関節リウマチにおけるメトトレキサート（MTX）使用と診療の手引き2023年版

ニュートピックス

・メトトレキサート（MTX）の皮下注製剤や新規TNF（tumor necrosis factor）阻害薬が承認され，選択肢が豊富になってきている．

・ヤヌスキナーゼ（JAK）阻害薬の安全性のデータの蓄積が進行中である．高齢者，心血管イベントや悪性腫瘍の既往・リスクのある患者では，生物学的製剤（bDMARDs：biological disease-modifying antirheumatic drugs）を優先する．

治療のポイント

・臨床的寛解または低疾患活動性を治療目標とし，この目標を目指して治療する．

・MTXを第1選択薬として考慮する．

・MTXで効果不十分な場合にはbDMARDsを考慮する．JAK阻害薬も考慮されるが，個々の症例ごとの

初出:今日の治療指針2025年版 発行:2025年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年4月17日　掲-ID：c25_05718-00_a014z0002）