今日の診療
治療

混合性結合組織病
mixed connective tissue disease(MCTD)
田中良哉
(産業医科大学教授・第1内科学)

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GLMCTD(混合性結合組織病)診療ガイドライン2021

治療のポイント

・グルココルチコイドと免疫抑制療法が治療の中心となるが,治療薬の適応や用量は,疾患の重症度,障害臓器,感染症などの合併症などを総合評価して決定する.

・肺動脈性肺高血圧症(PAH:pulmonary arterial hypertension)やそれに伴う心不全,間質性肺疾患(ILD:interstitial lung disease)など心肺系の死因が全体の60%を占めるため,臓器障害の評価と早期からの積極的な治療が推奨される.

◆病態と診断

A病態

・混合性結合組織病(MCTD)は,SLE,全身性強皮症(SSc:systemic sclerosis),多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM:dermatomyositis/polymyositis)に認められる臨床症候や検査所見が,同時にあるいは経過とともに混在す

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