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ニュートピックス
・グルココルチコイド減量困難なリウマチ性多発筋痛症(PMR)に,IL-6受容体阻害薬併用の有効性とグルココルチコイド減量効果が示されている.PMRにはまだ保険適用外だが,今後の治療選択肢となる可能性がある.
治療のポイント
・少量のグルココルチコイドが奏効する予後良好な疾患だが,治療反応性が乏しければ他の疾患と鑑別が必要である.
・PMRの約20%に巨細胞性動脈炎を合併することがあり,合併例では高用量のグルココルチコイドを使用する.
◆病態と診断
A病態
・PMRは頸部,肩,腰部,大腿など四肢近位部の痛みやこわばりを生じる原因不明の炎症性疾患である.
・肩や股関節の滑膜炎や滑液包炎を認めるが,筋肉は組織学的に異常がない.
・50歳以上の中高年に多く発症する.
B診断
・PMRの診断には米国リウマチ学会・欧州リウマチ学会によるPMRの分類基準(ACR/EULAR 2012)が用
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