今日の診療
治療

神経筋疾患の血漿浄化療法
apheresis therapy in neuromuscular disorders
鈴木重明
(慶應義塾大学准教授・神経内科学)

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GL重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン 2022

ニュートピックス

・自己抗体陰性重症筋無力症(MG:myasthenia gravis)の診断で,血漿浄化療法の診断的治療の意義がガイドラインの診断基準に追記された.

治療のポイント

・多様な免疫介在性神経筋疾患では,自己抗体などの病因物質を除去することで血漿浄化療法の有効性が期待できる.

A血漿浄化療法の種類と特徴

1.単純血漿交換法(PE:plasma exchange)

 血球成分と血漿を分離し,分離した血漿成分を破棄するが,多くの場合は凝固因子の補充が不要なため5%アルブミンの使用が推奨される.選択的血漿分離器を用いた血漿交換は,凝固因子を保持しながら抗体除去が可能である.

2.二重膜ろ過血漿交換法(DFPP:double filtration plasmapheresis)

 1次膜で分離した血漿を,さ

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