今日の診療
治療

くも膜下出血
subarachnoid hemorrhage(SAH)
斉藤敦志
(弘前大学大学院教授・脳神経外科)

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GL脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕

ニュートピックス

・「脳卒中治療ガイドライン2021」に増補改訂2023年版が作成された.

・遅発性脳血管れん縮の新たな治療薬であるエンドセリン受容体拮抗薬(クラゾセンタン)が,2022年に認可されガイドラインに追加された〔クラゾセンタン(GL推奨度B,エビデンスレベル中),ファスジル,オザグレル(GL推奨度B,エビデンスレベル低)〕.

治療のポイント

・脳動脈瘤破裂がくも膜下出血の原因の85%を占める.診断の遅れが転帰の悪化につながるため迅速で的確な診断と専門医による治療が勧められる(GL推奨度A,エビデンスレベル低).

・再出血予防のためには,十分な鎮痛,鎮静を行う(GL推奨度B,エビデンスレベル低).軽症,中等症では収縮期血圧を160mmHg未満に降圧することが妥当である(GL推奨度B,エビデンスレベル高).

・重症例においては

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