頻度 あまりみない(まれな疾患)
治療のポイント
・てんかん重積状態や認知機能低下,さらに精神症状の原因となりうる疾患群であり,集中治療を要する場合がある.
・早期診断と早期治療が必要で,各々の自己免疫性脳炎の病態を理解して診察にあたることが重要である.
・診断には,画像検査や一般脳脊髄液検査に加え,自己抗体の測定が重要である.また,自己抗体ごとに好発年齢や症状が異なる.
◆病態と診断
A病態
・自己免疫性脳炎は自己免疫学的機序によって発症する脳炎・脳症である.
・代表的な病型として,抗NMDA受容体(N-methyl-D-aspartate receptor)抗体脳炎,抗LGI1(leucine-rich glioma-inactivated 1 protein)抗体脳炎,橋本脳症などが挙げられる.
・抗NMDA受容体抗体脳炎は,若年女性に好発し,卵巣奇形腫が合併することが多く,神経症状や抗てんかん薬に抵
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