診療支援
治療

レヴィ小体型認知症
dementia with Lewy bodies(DLB)
髙橋牧郎
(関西医科大学教授・神経難病医学)

頻度 よくみる

GL1認知症疾患診療ガイドライン2017

GL2パーキンソン病診療ガイドライン2018

GL3便通異常症診療ガイドライン2023 慢性便秘症

治療のポイント

・認知機能障害,行動・精神症状,レム期睡眠行動障害,パーキンソニズム,自律神経障害など多彩な症状に対して環境調整や生活指導,リハビリテーションなどの非薬物療法を行い,効果不十分な場合に薬物療法を行う(GL1エビデンスレベルA).

・認知機能の変動や具体的な幻視に対して,コリンエステラーゼ阻害薬が用いられる(GL1推奨グレード1,エビデンスレベルB).

・運動緩慢,筋強剛,歩行障害などのパーキンソニズムに対してレボドパが有効であるが,精神症状の悪化に注意する(GL1推奨グレード2,エビデンスレベルC).また,パーキンソニズムに対するゾニサミドの有効性が示され,保険適用となった.

・抗精神病薬を用いる際には非定型抗精神病薬を使用し(GL1

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