今日の診療
治療

ミオクローヌス
myoclonus
藤岡伸助
(国際医療福祉大学教授・脳神経内科)

頻度 ときどきみる

治療のポイント

・診断には視診が重要であり,非常に持続時間の短い(<100ミリ秒),不規則な筋収縮という臨床的特徴を熟知する.

・基礎疾患や原因薬剤があれば,基礎疾患に対する治療または原因薬剤の中止や減量を優先する.

・治療薬剤は,副作用に注意して少量から使用する.

◆病態と診断

A病態

・ミオクローヌスは,1次性と2次性に分類される.

・1次性ミオクローヌスは,生理的ミオクローヌス,本態性ミオクローヌス,てんかん性ミオクローヌスに細分される.

・2次性ミオクローヌスでは,原因となる基礎疾患はさまざまである.代表的な基礎疾患として,蓄積病,神経変性疾患,認知症,感染症および感染後脳症,自己免疫性脳炎,代謝性疾患,中毒および薬剤性,傍腫瘍症候群,機能性(心因性)などが挙げられる.

・解剖学的起源による分類もあり,皮質性,皮質下性(基底核や脳幹部などが起源),脊髄性,末梢性がある.

・不随意に筋

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