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治療のポイント
・多発ニューロパチーの原因となる病態を適切に診断し,原疾患に応じた治療を行う.
・必要に応じて神経障害性疼痛などに対する対症療法や理学療法などを考慮する.
◆病態と診断
A病態
・ニューロパチー(末梢神経障害)は,神経症状の分布パターンにより,①単一の神経支配領域に症状を認める「単ニューロパチー」,②単ニューロパチーが複数部位で多発して生じるため顕著な左右非対称性を認めることが多い「多発単ニューロパチー」,③左右対称性に四肢の遠位部優位に症状を認める「多発ニューロパチー」に分類される.各々のニューロパチーのパターンにより原因疾患や病態は異なるため,どのタイプのニューロパチーを生じているかを見極めることが重要である.
・多発ニューロパチーは,四肢遠位部優位の左右対称性の感覚障害および筋力低下が特徴である.自律神経障害(起立性低血圧,排尿障害,発汗障害,下痢・便秘,勃起障害な
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