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ニュートピックス
・保存療法では外固定が有効である.
治療のポイント
・病態が多岐にわたるので,それぞれの病態に応じて適切な治療を選択する.
◆病態と診断
A病態
・関節面側から,関節片,間隙,および母床骨の3層に大別される.
・関節軟骨に亀裂が生じると,関節片が不安定となり,部分離断や完全離断(遊離体)へと至る.
・関節片の関節軟骨下の病理は,正常軟骨,劣化軟骨,内軟骨性骨化,または壊死骨に大別され,正常軟骨が最も早期で壊死骨は晩期にみられる.
B診断
・10~15歳の野球選手の肘関節外側痛,圧痛,ひっかかり,可動域制限などから本疾患が疑われる.
・肘関節X線2方向(正側)では見逃されることがあるので,肘関節45度屈曲正面撮影を行う.
・早期例ではX線変化が乏しいので,疑わしい場合にはすみやかにCTやMRIを行う.
・CTやMRIで不安定性(関節軟骨の亀裂や関節片の転位)の有無を評価する.
・超音