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治療

変形性股関節症
osteoarthritis of the hip joint
坂井孝司
(山口大学大学院教授・整形外科学)

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GL 変形性股関節症診療ガイドライン2024 改訂第3版

ニュートピックス

・人工股関節全置換術に関してコンピューター支援技術を併用したインプラント設置が普及している.

治療のポイント

・症状とX線学的病期に応じて治療方針を決定し,手術治療の適応・時期を判断する.

◆病態と診断

A病態

・変形性股関節症とは,股関節において関節軟骨の変性や摩耗,それに伴う反応性の骨増殖などが生じ,関節が変形し,疼痛,可動域制限,歩容異常・歩行障害を呈する疾患である.

・原疾患が明らかではない一次性股関節症と,乳児期の股関節脱臼・亜脱臼(発育性股関節形成不全)・寛骨臼(臼蓋)形成不全症,Perthes病・大腿骨頭すべり症・化膿性股関節炎などの小児期股関節疾患,股関節脱臼・骨折などの外傷後など,何らかの疾患に続発する二次性股関節症に分類される.

・一次性の原因として,屈曲時に臼蓋と大腿骨頸部が衝突するfemoroa

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