今日の診療
治療

腎細胞癌
renal cell carcinoma
水野隆一
(聖マリアンナ医科大学教授・腎泌尿器外科)

頻度 ときどきみる

GL腎癌診療ガイドライン2017年版(2022年アップデート)

ニュートピックス

・ロボット支援腹腔鏡下根治的腎摘除術が2022年に保険収載された.

・ペムブロリズマブによる術後補助療法が,術後再発期間延長のみならず全生存期間も延長することが報告された.

治療のポイント

・腎細胞癌は限局癌であれば外科的切除にて根治が期待できる.

・一部症例に対しては術後補助療法が検討される.

・有転移症例に対しては血管新生阻害薬,免疫チェックポイント阻害薬を中心とした全身療法が行われる.

◆病態と診断

A病態

・腎細胞癌は尿細管から発生する腺癌であり,病理組織学的に淡明細胞型腎細胞癌と非淡明細胞型腎細胞癌に二分される.

・画像検査で偶然発見される無症候性小径腎細胞癌の頻度が高い.

・長期透析患者では腎細胞癌の発症リスクが通常の数十倍である.

B診断

・腎腫瘍は腹部超音波検査によるスクリーニングで発見されることが多い

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