今日の診療
治療

膀胱・尿道・陰茎損傷
bladder,urethra and penile injury
井上幸治
(倉敷中央病院・泌尿器科主任部長(岡山))

頻度 あまりみない

GL泌尿器外傷診療ガイドライン 2022年版

治療のポイント

・膀胱損傷の治療は,腹膜外損傷であれば尿道カテーテル留置による保存的治療,腹膜内損傷であれば損傷部の外科的修復が原則となる.

・外傷性の尿道損傷では,まず膀胱瘻造設を行って3か月程度損傷部の安静を保つ.その後続発する尿道狭窄に対しては,経尿道的治療よりも尿道形成術が推奨される.

・陰茎損傷では,陰茎折症であれば,即時の海綿体白膜の修復を行う.また,陰茎切断の場合は,可能であれば陰茎の再接合術を行う.

Ⅰ.膀胱損傷

◆病態と診断

A病態

・発生部位としては腹膜外破裂と腹膜内破裂に分類される.

・腹膜外破裂の原因は,交通外傷による骨盤骨折を伴う鈍的外傷が最も多い.腹膜内破裂は,膀胱充満時に外力が加わることにより膀胱内圧が上昇することで生じ,最も脆弱な膀胱頂部に好発する.

・医原性では,経尿道的膀胱腫瘍切除術や産婦人科手術をはじめとする

残り約1900文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル