頻度 よくみる
GL1ED診療ガイドライン[第3版](2018)
GL2加齢男性性腺能低下―LOH症候群―診療の手引き(2022)
ニュートピックス
・加齢男性性腺機能低下症候群〔LOH(late-onset hypogonadism)症候群〕のガイドラインが改訂され,診断として総テストステロン値が基準となった.
治療のポイント
・ED治療の第1選択はPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬である.
・PDE5阻害薬は,オンデマンド(性交時の服用)と,下部尿路症状とEDを有する場合に毎日服用の2方法がある.
・PDE5阻害薬で十分な効果が得られない場合,テストステロンの補充,陰茎海綿体内注射,陰圧式勃起補助具などが選択肢となる.
・EDやLOH症候群の原因となる生活習慣病の有無のチェック,コントロール,生活習慣の改善は重要である.
◆病態と診断
A病態
・EDの最も重要な要因は血管内皮障害,動脈硬化である.神経伝
関連リンク
- 治療薬マニュアル2025/シルデナフィルクエン酸塩《バイアグラ》
- 治療薬マニュアル2025/バルデナフィル塩酸塩水和物《バルデナフィル》
- 治療薬マニュアル2025/タダラフィル《シアリス》
- 治療薬マニュアル2025/テストステロンエナント酸エステル《エナルモンデポー テスチノンデポー テストステロンエナント酸エステル》
- 治療薬マニュアル2025/ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン《HCG ゴナトロピン》
- 治療薬マニュアル2025/タダラフィル《ザルティア》
- 今日の治療指針2025年版/甲状腺機能低下
- 今日の治療指針2025年版/男性性機能障害
- 新臨床内科学 第10版/1 卵巣機能低下症
- 今日の診断指針 第9版/月経異常・排卵障害
- 今日の診断指針 第9版/男性性機能障害
- 今日の小児治療指針 第17版/多嚢胞性卵巣症候群