今日の診療
治療

男性不妊
male infertility
辻村 晃
(順天堂大学大学院教授・泌尿器科学)

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GL1生殖医療ガイドライン(2021)

GL2男性不妊症診療ガイドライン 2024年版

ニュートピックス

・2021年11月に日本生殖医学会監修・編集により日本で初めて「生殖医療ガイドライン」が作成された.

・2022年4月以降,生殖医療が保険適用となった.

・男性に関する診療の必要性も高まり,2024年2月,日本泌尿器科学会編集による「男性不妊症診療ガイドライン」も初めて作成された.

治療のポイント

・きわめてエビデンスの少ない領域ではあるが,ガイドラインに基づいた標準的な診療を心がける.

・保険適用となった内科的・外科的治療があるが,その適応基準を十分理解しておく必要がある(「男性不妊症診療ガイドライン」参照).

◆病態と診断

A病態

・排卵日に腟内射精を伴う性行為が可能なカップルは,1年以内に85%が妊娠する.

・不妊カップルの約半数に男性側因子が存在する.

・原因として造精機能障害(約83%)

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