診療支援
治療

アトピー性皮膚炎
atopic dermatitis
山中恵一
(三重大学大学院教授・皮膚科学)

頻度 よくみる

GL1アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021

GL2アトピー性皮膚炎における生物学的製剤の使用ガイダンス(2023)

ニュートピックス

・アトピー性皮膚炎(AD)に使用可能な薬剤が増加した.生物学的製剤として,ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体(デュピルマブ),完全ヒトIL-13モノクローナル抗体であるトラロキヌマブと,ヒト化抗ヒトIL-13モノクローナル抗体であるレブリキズマブが使用可能である.Type2サイトカインであるIL-4/13あるいはIL-13単独を抑制する結果,皮膚炎,バリア機能障害,かゆみを同時に改善する有効な薬剤である.ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害内服薬であるバリシチニブ,ウパダシチニブ,アブロシチニブも効果が高い薬剤として有用である.アトピー性皮膚炎に伴う強い瘙痒には,ネモリズマブの投与も有効である.ただし,外用療法が治療の基本であるという点は

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください