今日の診療
治療

紫斑
purpura
川上民裕
(東北医科薬科大学主任教授・皮膚科学)

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GL皮膚血管炎・血管障害診療ガイドライン 2023 ―IgA 血管炎,クリオグロブリン血症性血管炎,結節性多発動脈炎,リベド様血管症の治療の手引き 2023―

ニュートピックス

・「皮膚血管炎・血管障害診療ガイドライン 2023 ―IgA 血管炎,クリオグロブリン血症性血管炎,結節性多発動脈炎,リベド様血管症の治療の手引き 2023―」が作成された.

治療のポイント

・紫斑のほとんどが老人性かステロイドの副作用である.

・まれな原因である血管炎と血小板・凝固因子異常を見逃さない.

・下肢のpalpable purpuraをみたらIgA血管炎を疑う.

・IgA血管炎で皮膚症状,消化器症状,腎炎が重症であれば,プレドニゾロン投与を検討する.

◆病態と診断

A病態

紫斑とは,真皮内での出血を皮膚表面からみたものである(表皮に血管はない).すなわち,紫斑は真皮上中層の毛細血管からの出血を意味し,紫

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