今日の診療
治療

水疱性類天疱瘡,後天性表皮水疱症,ジューリング疱疹状皮膚炎
bullous pemphigoid,and dermatitis herpetiformis
岩田浩明
(岐阜大学大学院教授・皮膚科学)

頻度 ときどきみる~あまりみない

GL1類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)診療ガイドライン(2017)

GL2類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)診療ガイドライン 補遺版(2023)

ニュートピックス

・近年,2型糖尿病治療薬であるdipeptidyl peptidase-4(DPP-4)阻害薬内服中に発症した水疱性類天疱瘡の報告が相次いだため,「類天疱瘡(後天性表皮水痘症を含む)診療ガイドライン・補遺版」が2023年に追加された.

治療のポイント

・重症度スコア(BPDAI:bullous pemphigoid disease area index)に応じて治療方針を決定する.

・抗体価が測定できる疾患では,重症度スコアとともに治療効果判定に用いる.

・治療時期に応じたステロイドの減量速度の調整を行う.

・ステロイド内服に伴う合併症の予防対策を適切に行う.

◆病態と診断

A病態

・いずれの疾患も,表皮真皮境界部の

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