今日の診療
治療

サルコイドーシス(皮膚科)
cutaneous sarcoidosis
植田郁子
(大阪大学大学院特任講師・皮膚科学)

頻度 ときどきみる(人口10万対年間10~20人前後)

ニュートピックス

・「ERS clinical practice guidelines on treatment of sarcoidosis」には皮膚病変に対する治療方針も記載されている.

治療のポイント

・他臓器病変の有無を確認し,最も重症な臓器病変に対する治療を中心に検討する.

・病変がサルコイドーシスによるものかどうかを皮膚生検で確認する.

・重症度や患者の希望などを考慮し,外用治療もしくは内服治療を適切に選択する.

・時に自然消退することもある.

◆病態と診断

A病態

・肺,リンパ節,眼,皮膚,心臓などに非乾酪性類上皮細胞性肉芽腫を形成する慢性難治性の疾患であり,いまだに原因不明の疾患である.

・皮膚病変は,わが国では福代の分類に従い,1)非特異的病変の結節性紅斑,2)肉芽腫とともに異物が認められる瘢痕浸潤,3)肉芽腫があり特異的病変の皮膚サルコ

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