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GL皮膚真菌症診療ガイドライン2019
治療のポイント
・家庭内感染があるため,同症状が疑われる家族がいる場合には,受診を勧める.
・外用は,病巣よりも十分に広い範囲に行うように指導する.
・治療によって菌が陰性化しているか直接鏡検で確かめる.
◆病態と診断
A病態
・皮膚糸状菌症は,皮膚糸状菌が角層,毛,爪などに寄生することで生じる.
・皮膚糸状菌に対する免疫反応として,好中球やTh17細胞を活性化するケモカインや炎症性サイトカイン,抗菌ペプチドの産生が関与する.
B診断
・病変部の検体を採取し,直接鏡検で真菌要素を確認する.
・病変部の検体をサブローブドウ糖寒天培地などで培養(真菌培養)する場合には,菌の発育に2~4週間要することに注意する.
・白癬菌抗原キット(デルマクイック爪白癬)は,顕微鏡を用いずに爪の白癬菌の有無を判定できるが,直接鏡検で真菌要素は確認できないものの爪白癬が強く疑われる場
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