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GL形成外科診療ガイドライン1 2021年版 皮膚疾患/頭頸部・顔面疾患/体幹・四肢疾患
ポイント
・母斑は,色調あるいは形の異常を主体とする限局性の皮膚奇形である.
・母斑にはさまざまな種類があり,赤い色調の母斑は血管系(→,「血管腫,脈管形成異常」の項参照),黒~茶~青い色調の母斑はメラノサイト系である.その他,脂腺母斑など表皮系,結合組織母斑など間葉細胞系,扁平母斑やカフェオレ斑など色素異常のみを伴うものがある.
・乳児期の苺状血管腫を除き,母斑のほとんどにおいて経時的な性状の変化に乏しい.
◆病態と診断
A病態
・いずれの母斑も,痛みやかゆみなどの自覚症状は伴わないことが多い.変化に乏しい症状経過と肉眼的な特徴から,母斑を診断することになる.
B診断
1.検査
・血液・生化学検査にて異常を生じることはない.
・補助診断ツールとしてダーモスコピーという拡大鏡がある.ただし,確定診断ツールでは