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Ⅰ.雀卵斑(そばかす)
◆病態と診断
・直径数mmの小褐色斑が鼻背~両頬にかけて多発する.手背,前腕伸側,肩などの露光部にも生じる.
・日光曝露により色素細胞が活性化し,メラニン合成が促進され表皮基底層にメラニン沈着が増強する.
◆治療方針
紫外線予防により症状の悪化を防止する.IPL(intense pulsed light),Qスイッチ付レーザーによる治療(自費診療)が有用.
Ⅱ.肝斑
◆病態と診断
・多くは30~40代の女性に発症する.左右対称性に頬部に発症する褐色色素斑で,口周囲や前額部に出現することもある.
・メラニン細胞刺激ホルモン(MSH),プロゲステロン,エストロゲン値が上昇することによるメラニン合成の促進と真皮の炎症が病因とされる.紫外線,妊娠,薬剤,摩擦などで発症または悪化する.
◆治療方針
スキンケア指導による摩擦の防止や紫外線予防により刺激を回避する.また,トラネキサム