診療支援
治療

思春期女子・アスリートの月経異常と健康管理
reproductive health management for adolescent girls and female athletes with focus on menstrual dysfunction
白土なほ子
(昭和大学准教授・産婦人科学)

頻度 よくみる

GL1産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023

GL2OC・LEPガイドライン2020年度版

GL3女性アスリートのヘルスケアに関する管理指針(2017)

治療のポイント

・思春期女子の月経異常では,月経発来の有無,初経開始時期,周期,持続,量,随伴症状,治療歴,体重減少,発達などの身体症状を確認する.

・低用量経口避妊薬/低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(OC/LEP:oral contraceptives/low dose estrogen progestin)は初経発来後から開始できるが,獲得骨量が低下する可能性があり,骨成長,骨密度への影響を考慮する必要がある.

・女性アスリートが「無月経」を主訴に受診した場合,「利用可能エネルギー不足」,「骨粗鬆症」などの女性アスリートの3主徴を念頭に診察を行う.

◆病態と診断

原発性無月経:18歳を過ぎても初経のない場合をいい,0.5

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