今日の診療
治療

月経の人工移動法
intentional regulation of menstrual cycle
加藤育民
(旭川医科大学教授・産婦人科学講座)

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GLOC・LEPガイドライン2020年度版

ニュートピックス

・ノルエチステロンや中用量エストロゲン・プロゲスチン(EP)配合薬が使用されているが,悪心・嘔吐や頭痛,肝機能障害などの副作用のために内服できない症例も認める.

・近年では,低用量経口避妊薬(OC)を用いることも多い.

治療のポイント

・禁忌(乳癌,血栓既往,規定以上の喫煙など),慎重投与(肥満,高血圧など)にあたるか判断する.

・投与後に懸念される事項は,血栓リスクである.

・卵胞発育前である月経開始後早期より内服を開始し,ある程度の期間内服したあと,中止し消退出血を起こさせる.

◆病態と診断

月経移動期日月経開始後日数月経状況,妊娠の有無,副作用の有無などを確認する.

◆治療方針

 月経を短縮するか延長するかの処方日程を,来院時の月経後の日数と患者希望の月経回避日程をもとに検討する.

Px処方例 下記のいずれかを用いる.短縮対応

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