今日の診療
治療

腟・外陰癌
cancer of the vagina and vulva
横山良仁
(弘前大学主任教授・産科婦人科学)

頻度 あまりみない

GL外陰がん・腟がん治療ガイドライン 2015年版

Ⅰ.腟癌

治療のポイント

・治療の第1選択は放射線治療(同時化学放射線治療も含む)である.

・部位や範囲によって手術療法が選択されることがある.

・進行・再発例の化学療法は,子宮頸癌に準じて行われている.

◆病態と診断

A病態

・中高年に多く,約9割が扁平上皮癌である.その8割程度からヒトパピローマウイルスが検出される.約1割は腺癌(明細胞癌が多い)である.

腟上皮内腫瘍(VAIN:vaginal intraepithelial neoplasia)は,low grade squamous intraepithelial lesion(LSIL)とhigh grade squamous intraepithelial lesion(HSIL)に分類される.

B診断

・病変部の生検で確定診断しMRI,CT,PET/CTなどの画像診断を行い,病

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